freecall
navi

はじめに読んでおきたい記事【初心者向け】 基本中のキホン。不動産投資のメリット

解説する女性

資産運用を始めるにあたって、最初に知っておきたいことがあります。
それは利益には、その発生するプロセスによって大きく2種類に分けられるということです。

聞いたことがあるかもしれませんが、キャピタルゲインインカムゲインです。
ここでは「資産運用は初めて」という方のために、代表的な運用商品である預貯金、株式、FX、先物取引そして不動産投資について、キャピタルゲインとインカムゲインを整理しました。

そして不動産投資においては、キャピタルゲイン狙いがお勧めできない理由と不動産投資の代表的なメリット5つを概観します。

資産運用の2種類の利益とは? キャピタルゲインとインカムゲイン

保有している資産を売却することによって生じる利益のことをキャピタルゲイン(capital gain)と言います。 逆に、売却損のことはキャピタルロス(capital loss)と呼ばれます。
また、税務上は譲渡益・譲渡損とも言われます。

一方、保有している資産から生まれる利子や配当、利用料、クーポン等のことをインカムゲイン(income gain)と言います。
不動産投資の場合は、家賃収入がこれにあたります。

  • 運用商品
  • キャピタルゲイン
  • インカムゲイン
  • 預貯金
  • なし
  • 利息
  • 株式
  • 売買差益
  • 配当金・株主優待
  • FX
  • 売買差益
  • 為替差益・スワップ
  • 先物取引
  • 売買差益
  • なし
  • 不動産投資
  • 売買差益
  • 家賃収入

不動産投資でキャピタルゲイン狙いがお勧めできない理由

バブル期では、土地を所有すれば必ず値段が上がるという「土地神話」が根強く残っており、売却して差益を得る目的での不動産取引が主流でした。
実際、当時は不動産価格が日ごとに上昇し、これにより利益を得た方が数多く存在しました。
しかし、不動産価格が安定している現在では売却を前提とする不動産売買は、売却時に生じるリスクが大きいために、あまりお勧めできません。

具体的には、売却時には購入と売却にかかる費用(仲介の場合は買う時も売る時も原則3%程の手数料が掛かる。)を加味し、さらに譲渡益が出るケースでは、所得税も加味した上で、それより高い価格で売却する必要があります。

購入価格 + 購入時諸費用 + 売却時諸費用 + 所得税 < 売却価格

結果的に購入価格より2割程度高く売却する必要があり、それでトントンという結果となります。
実際は保有期間中は家賃収入がありますので、収支はもう少し複雑になります。

転売で確実に利益を得るためには、売却時期・価格の見極めなど高度な転売スキルと不動産会社への強いパイプが必要となる上に、手間もかかります。
実際プロでも難しい領域となりますので、一般の方にはお勧めできません。

トップにもどる トップにもどる