はじめに読んでおきたい記事【初心者向け】不動産投資といってもさまざま。投資対象の特徴を知ろう!
不動産投資に初めて興味を持たれた方が最初に迷うのが投資対象の種類です。
不動産投資と一口に言っても、一棟マンション・アパート、区分所有マンション、戸建てから証券化されたREIT(投資信託)まで多種多様です。
一般に投資対象の種類を選ぶ際は、資金力と投資スタンスを考慮して自分に最適なものを選びます。
過大なリスクを取れない普通のサラリーマンが不動産投資を始める際は、区分所有マンションから始めることが多いです。
以下の解説を参考にして、自分に合ったものを選びましょう。
まず考えるのは予算から
各投資対象でもっとも特徴的なのは、必要予算額。証券化商品であるREITは10万円程から始めることが可能で、証券会社を通じて購入も売却も容易です。
また、融資のハードルの高さも重要なポイントです。
一棟マンションは融資総額が大きくなるので、物件の査定や申込者の属性など各金融機関が定めた厳しい審査基準をクリアする必要があります。
また、売買契約を結んでもローンが通らずに、白紙解約となるケースも多く、十分な頭金を用意して、金融機関と交渉しなければなりません。
一方、区分所有の場合は、取り組む金融機関も増え、融資スキームも確立されてきているので、ローン会社を探すことも容易になってきました。
総額も押さえられて、サラリーマンには適度な投資規模となります。
- 種類
- 予算目安
- 利回りの目安
- 融資
- 物件数
- 売却の容易さ
- 特徴
- REIT
- 10万円~
- 2~4%
- ×
- 多くはないが選択肢は十分
- 証券会社が扱っているので、流動性は抜群
- 始めやすいのが特徴。少額から始められて売却もしやすい。但し、利廻りが低い点と、融資が使えな いデメリットも。リスクを限定したい初心者向け
- 種類
- 予算目安
- 利回りの目安
- 融資
- 物件数
- 売却の容易さ
- 特徴
- 区分所有
- 10万円~
- 4~6%
- ◎
- 場所や価格帯ごとに物件数は最も多く選択肢も多い
- 売却は比較的容易
- 融資がもっとも利用しやすく、少額から投資可能。好立地の物件も多く、選択肢が多い。リフォームやリノベーションもしやすく、資産価値を上げられる。管理費・積立金が必要でその分、利廻りが悪くなる。中級者向け
- 種類
- 予算目安
- 利回りの目安
- 融資
- 物件数
- 売却の容易さ
- 特徴
- 戸建て
- 500万円~
- 3~10%
- △
- 売却されている物件数は多いが、投資対象は少ない。
- 賃貸中の戸建てを売却するのは非常に難しい。
- 戸建てに投資用ローンを取り組んでいる金融機関は少ない。中古の場合は物件を見る知識と経験も必要。修繕費も高くつく傾向にある。自分の居住用として併用するなどの工夫をすれば、実質的に効果的な投資となる場合もある。上級者向け
- 種類
- 予算目安
- 利回りの目安
- 融資
- 物件数
- 売却の容易さ
- 特徴
- 一棟マンション・アパート
- 500万円~
- 5~10%
- △
- 物件数そのものが少なく根気よく探す必要がある。
- それなりに市場があるので、売却は比較的容易。
- 融資を受けられるかが最大の難関。リスクも大きいがリターンも大きい。キャッシュフロー重視の方が検討する傾向にある。 投資額の大きさと、空室や災害のリスクヘッジが特に重要となってくる。上級者向け
日本ホールディングスが区分所有マンション(単身者向け)をお勧めする7つの理由
- 都心は単身者比率が高く、ファミリー物件と比べて需要が多い。
- 区分マンションなら好立地の物件が手に入る。
- 空室や災害のリスクを分散できる。
- 相続税対策として最も有効。
- 節税になりやすい。
- セカンドハウスとして利用できる。
- 支出が読みやすく、修繕費も比較的少額