PHP研究所出版 「THE21」 ビジネス雑誌 【全12回連載企画】 2019年4月号よりスタート
退職金を持ち家の確保に使い、京都の不動産で老後資金を作る
老後には年金以外に2,000万円の貯金が必要というデータが世を騒がせている。攻めの資産形成の選択肢として京都の不動産を紹介してきたが、今回は終の棲家として一戸建てを購入しつつ、不動産投資をしたいという相談者に答える。
2019年8月号
10年後に住宅購入予定だが、投資物件はどれぐらい購入すべきか。
46歳で年収1,500万円、メガバンク正社員。
パートで働く薬剤師の妻(年収300万円)と、中学一年生の娘がいます。
10年後に注文住宅を建てたいと思い、住宅購入費を貯めてきましたが、これを資産運用に充てて増やすことにしました。どのくらいの投資物件を購入すべきですか?
住宅購入時にはこれを売却することも考えていますが、老後の生活資金を考えると、投資物件は持ち続けて住宅購入費は別にローンを組む方が得ですか?
2件で4,000万円くらいの規模、現在の預貯金は使わない。
お子様のいる家庭では、老後の資金+教育費も必要ですから、投資は早めがよいでしょう。
まず生活の基本となる住宅購入を最優先に考え、10年後にローンを組むとしても、現在住宅購入費としてプールしている預貯金と退職金で返済可能な金額で組み、老後資金は不動産投資で補う計画を立てます。
年金の不足分を補えるよう、2件で4,000万円くらいの規模で始めましょう。
現在の預貯金は、不動産投資には使いません。
46歳なので、ローンの年数は30〜35年でいったん組んでおき、月々返済の負担を極力少なくして、家計への影響を減らしておきます。
お子さんが成長する過程で、奥様がパートからフルタイムに変われば、繰り上げ返済もできます。
老後資金の捻出を考えて、長期保有するほうがよい。
京都の不動産で質の良い物件を購入できれば、10年後でも値崩れせずに売却できる可能性が高く、結果的にプラスで売却することも十分可能でしょう。
ただし、売却時にはリスクがあること、老後資金の捻出を考えれば、長期保有するほうがよいでしょう。
10年後以降は、投資用ローンを計画的に繰り上げ返済していく。
終の棲家となる自宅購入は退職金で完済できるので、10年後の56歳以降は、ご自身の老後の準備に専念できますので、計画的に繰り上げ返済をして行きましょう。
自宅と投資不動産の2つは荷が重いと感じるかもしれません。
だからこそ、安定した家賃収入が見込める物件の取得が大切なのです。
京都の不動産という確かな物件だからこそ得られる安心感は、こうした重圧を将来への期待に変えてくれます。
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